飛行機の中で、入国カードの記入をしないといけません。
酒0本、たばこ0本。
申告金額・・・・いくらと書けばいいのでしょうか・・・・
隣の人が書いているのを盗み見したら・・・650ドルと書いている・・・
7日以内の旅行の場合、750ドルまで無税。と書いてある。
となると~~~。私の場合、3か月だから~、もっと大丈夫かなぁ・・・
(と、根拠もなくそう思い込む・・・)
ハンドキャリーのパソコンは、絶対に何か聞かれるだろうから、これだけ書けばいいか。
じゃ、適当に1500カナダドル。と書きこんだ。
カナダ入国。
カナダ人も外人も区別なく並ぶ。
「カナダには何をしに?」
「住んでいます」
スムーズに入国。
そのあと、またチェックしている人のところへ・・・
「その荷物は何?」
「パソコンです」
「それが1500ドルのもの?」
「はい」
「食べ物入ってる?」
「いいえ」
「・・・・・Nori~」
「いいえ」
申告カードに何やら大きく記号が書かれる・・・・ちょっと嫌な感じ・・・・・
そして、最終チェック箇所。
まっすぐ通過できれば、グレンに会える~~~♪
ところが・・・
「右に行って」
がちょおおおおおおおおおおおおおん。
ま、仕方ない。行くしかない。
そこは・・・税関検査・・・・
オフィサー:1500ドルはどれ?
え:これです。
オ:何?
え:パソコンです
オ:食べ物は?
え:ないです
オ:スーツケースあけて
がちょおおおおおおおおおおおおおん。
食べ物だらけ~~~~~~!!
オ:これは?(白米に混ぜて炊く雑穀)
え:米のようなものです
オ:これは?
と・・・スーツケース半分をチェック。
オ:食べ物はないと申告書に書いてあるけど?
え:肉と果物は入ってません。
オ:食べ物と書いてあって、肉や果物とは限定していない。
え:はぁ・・・
食べ物、コンタクトレンズ(8箱)、時計、ノートパソコン、アクオスのTV・・・その他もろもろ、
全部の値段を申告しないといけない。とのこと。
なんで申告しなかったのかと聞かれ・・・
「これらは全部母から、父から、いとこからもらったものです。申告するのは、
人にあげるものだけかと思ってましたし。」と口からでまかせ~~~。
このデスクトップは主人へのプレゼントなので、書きました。
オフィサーはいばりくさった女の人と黒人の無愛想な男の人。
どこのレーンも男女ペアのオフィサー。
電話をさせてほしい。主人が心配しているに違いない。とお願いすると
「ダメ。すぐに終わるから」
そして、結局、今回は「知らなかった。わざとじゃなかった」という理由により、
とっても少なめに見積もってもらって、3000ドルが課税対象。
750ドルまで無税なので、そこから750ドルを引き、なおかつ、300ドルまけてくれて・・・
結局、180ドルほどの税金を支払わされました。
とおおおおおおおおおおおおおっても疲れました。
スーツケース2個、ウェストポーチ、コートのポケットまで調べられたのに、
申告したVAIOの箱は開けさせられませんでした。
面白いね。
隣のレーンは、中近東あたりのおじさんで、
スーツケースの中からゴールド製品が山ほどでてきました・・・
いくらの課税だったのでしょう・・・あ~こわっ。
そして、飛行機到着から2時間半後、ようやく到着ロビーへ。
しかし・・・グレンの姿がない・・・・あれ~~~。待ちくたびれて帰ったのかぁ????
電話をして無事に再会できました(^^)
とにかく、心配したらしい。
きっと、デトロイトで乗り損ねたに違いないと思い、ノースウェスト航空に確認をしに行くが、
なかなか教えてくれない。
必至で頼み込んで、確かに飛行機に乗ったと教えてもらい・・・
となると・・・イミグレーションで何か引っかかったに違いない。
イミグレーションで引っかかった人は、アナウンスがあるらしい。
誰々に問題が発生したので、迎えに来ている誰々はどこそこに来てください。って。
でも、あたしの名前はなかったらしい・・・
でも、きっとそこで何かあったに違いないと思い、係りの人をつかまえて、
日本人でこうこうこういう人を探しているって伝えたところ・・・
「イミグレーションのところには今は誰一人居ない。ということは・・・きっと税関でひっかかってるんじゃ・・・ちょっと見てきてあげる」と調べに行ってくれて、
その人が「そういう人はいないようだ」と戻ってきたところに、あたしからの電話。
いや~~~、参りましたねえ・・・・
カナダ人ならこんな調べられ方はしないんでしょうね。
いい勉強になりました。
おしまい。