Wednesday, November 03, 2010

そして救急病院へ・・・その1・・・

夏の遊び疲れ、Kingstonでの遊び疲れ、引っ越しの疲れ、風邪などにより、
体の抵抗力が激減していたのだと思いますが・・・

競馬から戻ったその夜、耳が痒くて痒くて・・・
そして、赤く、熱く・・・・なんか変!!

次の日・・・耳がダンボのように腫れていた・・・
そして翌朝早く目覚めたあたしは、鏡を見てびっくりした。
顔がムキっと大きく、2cmほどずつ横に大きくなっているではないか!!

それで慌てて、救急病院へ行きました。
まず受付でHealth Cardを提示する。これは国民保険みたいなものでしょうか。
このHealth Cardがないと病院では診察してもらえません。
その受付で、なぜここに来たのかを説明します。
ナースはパソコンに情報を入力。

次に名前を呼ばれたら、窓口へ。
そこでまたHealth Cardを提示し、病状の説明をします。
血圧と体温を測る。
看護婦は細かく情報をパソコンへインプット。

その次に別の窓口へ。
再度Health Cardを提示し、住所確認などをされ、診察用の書類を受け取ります。

それを持って、診察待合室へ。

名前を呼ばれると診察室へ。
質素で簡素な診察室。小さいベッドが1つ。
ベッドに座る。
先生が入って来て、自分はDr.○○と名乗る。
日本と違って、誰もが名前を名乗ってくれますが・・・あたしは一度で覚えた試しがありません。

受付で説明したのと同じことを再度、先生に説明する。
すでに3度目・・・

「最近、新しいピアスをつけましたか?」
「いいえ」
「新しいシャンプーや、新しい毛染めは?」
「いいえ」

感染症だと思うので・・・(何も調べてないのにわかるのか???)

あっ、耳の皮膚を取り、血液検査をしてくれました。
血液検査は異常なし。すぐに結果はわかったのですが・・・
耳の皮膚はどうだったのでしょう・・・結局不明のまま。
ナース:どっちの耳の皮膚を取りましたか?
えつこ:両方
ナース:え?両方?
グレン:はい、両方です
ナース:おかしいなぁ、普通片方からのはずやのに・・・

え、そうなん?でも両方から取ったし~

抗生物質の点滴を受ける。ベッドに座ったまま。
点滴は・・・ふーん、2種類あるのかぁ・・・
1つ目が終わったとき、次のをまた点滴するのかと思ったら・・・
「あ、これは関係ないんです。ちょっと吊り下げてるだけ、気にしないで」
いや、めっちゃ気になるし。

飲み薬を2つ処方され、家に帰る。

ふぅ、これで一安心。きっと明日には腫れも引いてるだろう・・・・

<余談> 
それにしても。確実にあたしの英語力は上達している。かもぉ♪
ナース、ドクターの言うことがちゃんとわかって答えられるものぉ~♪


ところが、翌日、収まるどころかますます腫れ、こめかみに蕁麻疹もできている!!
いや、明らかにひどくなってるし!!!!!

次の日、また救急病院へ。
プロセスは全く同じ。今回は処方してもらった薬を持参する。

昨日とは違う先生。
「いや、これは、感染症ではないでしょうねぇ。感染症の場合は、普通片方だけです。両方の耳が同時に腫れるということは、ケミカルが原因かなぁ・・・何か最近ケミカルに触れましたか?」
「あ・・・はいはい!!触れました触れました」

あたしはオーガニック系の、地球と自分の肌に優しい洗剤しか使わない。
しかし。この家のオーナー、Big Cが置いて行った、油汚れ落とし用の洗剤、
完全にケミカルの洗剤、しかもスプレータイプを最近使いました。
プシュプシュプシュプシュ、スプレーしましたとも。

それが原因かも(;;)
そのスプレーが手にかかって、その手で耳に触ったのかも・・・

油で汚れたジーパン、かなり綺麗になったもんなぁ・・・・

そして、新しい飲み薬と塗り薬を処方してもらう。

カナダは診察料はタダ。
薬代は実費。薬が高いっ!2つで60ドルだか70ドルだか・・・

薬代と歯医者はプライベートの保険でカバーします。
グレンの会社で保険に加入しているので、あたしにも適用され、8割は戻ってきます。
良かった~(^^)

抗生物質とステロイド。
ステロイドの塗り薬をぬりぬり・・・耳とこめかみの蕁麻疹に・・・

ふふふ。今度こそ明日になれば、治っているかも~。

翌朝、鏡に映るあたしは別人のよう・・・顔全部が腫れている!!
焦って、顔全部に塗り薬を塗りたくる。

グレンが少しだけつけてくれるが、
「あかんあかん、もっとたっぷりつけて」
「この薬はきついから、薄くでいいんだよ」
「あかんあかん。そんなちょっと効くわけないし」
と、グレンが言うのも聞かずにあたしは塗りたくる・・・・

結果・・・
こんな顔、見たことないし。誰これ?
熱いし、痒いし、痛いし・・・腫れてる、腫れてる、どんどん膨らんでいる・・・

怖い怖い。そのうちにぱかんと割れて、中から何かが出てきそう~~~!
いや~、エイリアン~~~!!!

グレン曰く。その薬、恵津子に合ってないのかも。止めた方がいいかも。
病院に行ってますますひどくなってるのがその証拠。

えぇ~、そうなん???


そして、3度目の救急病院へ。

同じプロセス、プラス、処方された薬を見せる・・・最初のと2回目のと。

3人目の先生。
くどくどくどくどと同じ説明を繰り返すグレン。
もうあたしの英語力では追いつかない。

3回目の救急病院なのに・・・先生は何も調べてくれない・・・・
抗生物質以外の薬を全部止めましょう。きっとどれかの薬であれるぎー反応を起こしているのかも。


え、じゃぁ、この痒みはどうしたらいいの?この腫れた顔はどうするの?
胸にも蕁麻疹が出てきたし・・・
いったいあたしの体はどうなっていくの???

痒み止めに・・・市販のお薬をすすめられました。
ないよりはマシ?

救急病院の先生って何?ただ適当に薬を処方するだけ???

とりあえず、顔がぱんぱんに腫れているので、腫れを引かす点滴をしてもらう。
見る見る収まっていくが・・・一時的なもので、家に戻るとまた腫れてきました。

3回目の救急病院で、ようやく専門医を紹介してくれました。
もっと早く紹介しろよ!

もう顔が熱くて熱くて。
耳が枕に当たると痛いので、横になって眠れず、座って寝る毎日。

次の日。
やっぱり顔がじんじんとパンパン腫れて、熱いし、痛いし。
胸元もひりひりと・・・
これはどう見ても、もう焼けど。
薬を塗ったところが全部赤く焼けている。
ひりひりひり一秒ごとに焼けている!!!!
もう間違いない、薬に負けている。かぶれている。焼けている!!!

お願い、誰かなんとかして。
塗り薬くらいあるやろう。

4回目。
先生は成す術なしと言う感じ。薬は山ほどお持ちだろうから、もう処方しません。
処方しない代わりに治療もなし。

もういつもの救急病院ではあかん、違う病院に行かなくては。

そして夕方、近所のウオークインクリニックに行く。
受付でナースが「Oh my god!! こんなん見たことないし」
あたしも初めてやし。そんなにはっきり言わんでも・・・・

ドクターも見た途端、「あたしには無理。すぐに救急病院に行って、今すぐ行って」
「いや、もう4回行ったけど、治るどころかひどくなったし」
「でも、救急病院に行きなさい」

仕方がないので、また同じ救急病院へ。
お願い、誰かなんとかして。

受付のナースが一番最初に行った日のナースと同じ人で、
グレンを見て「あぁ、覚えてる覚えてる、あなたのこと見たことある。え?あの耳が腫れてた?うわぁ、かなりひどくなってるやん、いやいや、まーまー、えらいまぁ」みたいな感じ。
待合室にはとてもたくさんの人が待っていたのですが、
彼はあたしを気の毒に思い、すぐに名前を呼んでくれました。

ところが、診察室の待合室で2時間待ち・・・・
5回目の先生は、4回目と同じ先生。
皮膚が痛いと訴える私に、
「処方された薬は全部合わないようなので・・・Advilを出しましょう」

ついに出たっ、Advil!!
市販の痛み止めです。バファリンみたいなもの。
それでも、グレンはAdvilともう1種類、市販の痛み止め、先生に勧められるまま買ってくれました。


2時間待った意味もないし。

そして家に帰る。

グレンが毎日氷水で冷やしたタオルで顔をパックしてくれる。
顔に乗せるなり、タオルはもう暖かい・・・・

これをだいたい日に4度ぐらい、夜中、朝、昼、夜とアイスパックしてくれました。
グレンの手が冷た~い!
最後はグレンの冷たい手でアイスパック。











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