Thursday, October 02, 2008

最近の日常

今、グレンのお兄さん家族んちに居候中です。
グレンの職がまだ決まらないからです・・・
現在、シークレットクラブのような看板のないレストランでアルバイト中~♪
もちろんメンバー制の店。

ハリウッド俳優、政界の人たちが2~300人のパーティーをしたりするようなレストランらしいです。
トロントフィルムフェスティバルの際には、フレンズの女優、ジェニファー・アニストンもそこでパーティーを開いたそうです~~~。
あたしもそんなお店、行ってみたい・・・ジェニファー・アニストンを見たい・・・

そこのシェフは今度こちらの「料理の鉄人」にも出るらしいです。すごいですね。
そこのシェフが、どこかでグレンの履歴書を見たらしく、グレンにヘルプを求めてきたのです。
最初はトロントフィルムフェスティバルの間、手伝ってほしいと。
終わったあとも、もしよければこのまま居てくれていいよぉ~って。
しかし。ここの皆さんは、一流の料理学校を卒業された方ばかり。それに、料理もフレンチ。
フレンチに全く興味のないグレンは別のところを探していま~す。
Poor Glenn!! (貧しいグレンじゃありません、可哀想なグレン!という意味ですよぉ~。Glenn is poor.はグレンは貧乏。という意味になります。)

とまぁ・・・現在居候中。
お兄さん夫婦は共働き。子供が15歳(もうすぐ16歳)と10歳の男の子二人。
めっちゃやかましいし!!!!
特に10歳、Brett。 10歳とはとてもじゃないけど、思えないほど幼稚です。
私の甥っ子(現在8歳)、6歳のときとそっくりです。

グレンがこっちに来てまだ無職だったころ、お母さん(お兄さんの奥さん)に変わって、Brettの学校の送り迎えをしていたので、グレンがバイトをしだした後、私が引き受けました。
朝の8時前後、Brettを学校に送っていきます。
たまに上の子供Sean(シーンではありません。ショーンです。ショーン・コネリーのショーンだそうです。知らんかった~)も送っていきます。
基本的に歩いて学校まで行くのですが、遅刻しそうになると「Etsuko~、お願い連れて行って~」となります。
先週は、1日だけ歩いて行きましたね。

今日なんざ、「Etsuko~、迎えに来て~」とお迎えに行かされた挙句、友達の家まで送らされました。

ま、暇だからいいんですけど。

子供達を送ったあと、グレンと朝食を食べ、11時過ぎ、今度はグレンを駅まで送って行きます。

トロントは、駅前にとても広い駐車場があります。それが・・・無料!!!!!
でも、早いもの勝ち。
11時過ぎなんて、もちろんいっぱいなので、あたしが送っていきます。

その帰りに、スーパーでお買い物。晩御飯の買出し。
ちなみに、スーパーのことを英語で「グロッサリーストア」と言います。
これまた知らんかったし・・・

スーパーから帰宅後、台所の片付け。
あたしたちが食い散らかした後片付け・・・と、食器洗い機で洗い終わった食器の片付け。
洗濯や自分たちの部屋の掃除など・・・(滅多にしませんが~)

その後、パソコンで、クロスステッチ関係のブログをチェック。メールチェック。
3時ごろまで遊ぶ。
そろそろ晩御飯の仕度をするか~。

ちょっと準備をはじめて・・・4時半~5時、Brettを迎えに行きます。

B:今日の晩御飯何?(もちろん英語です)
E:めっちゃおいしい日本食!!
B:うぇ~~~~っ。

子供達は日本食が大嫌いです。

お兄さん夫婦は日本食はヘルシーでおいしいと言うのですが・・・

肉じゃがを作ったら・・・お兄さんはその上に目玉焼きを乗せて、ホットソース(辛いソース)をどばっとかけて、「おいしい、おいしい」と食べます。
何がおいしいんだか・・・褒めてくれてもちっとも嬉しくありません・・・

苦労して、オレンジの実を取り出し、皮を削って、オレンジマフィンを作ったら・・・
お兄さんはガラスの器にオレンジマフィンを入れ、その上にバニラアイスを乗せ、その上からストロベリーソースをかけて「おいしいおいしい」と言います。
あたしにも試せと言って作ってくれたのですが・・・・
全くオレンジの味が台無しになっていました。
こういうのは、普通のパンケーキでしろよ~~~~~!!!!!

どんな料理を作っても、ホットソースをかけて食べるのです。
グレンが「一口、味見してからかけたらどう?」と言ったのですが「これ、好きだから」と・・・・ドボッ。

先日。
日本を意識して・・・「ナポリタン」を作ったんです。ありきたりのパスタじゃ面白くないと思って。
日本ならではの「ナポリタン」
パスタをゆがく傍ら、野菜を炒めていたときのこと。
チキンキューブを指でくずしながら入れたのです。
それを見たお兄さんが「それは、お湯で溶かしてスープにしてから入れるねんで」
え:うーん、でも、ほら水分いっぱいあるから・・・(と言って、フライパンを傾けて、水分を見せる)
兄:あぁ、じゃあ大丈夫だ

お兄さん、料理が好きなんです。とても上手に何でもレシピなしで作るんです。
レシピを見てしか作れない私を見ていると不安なんでしょうか・・・

茹で上がるパスタと同じタイミングで仕上がるように、一生懸命、水分を飛ばしていたところ・・・
お兄さんが、突然、野菜スープをドボドボ~ドボ~って入れるしぃ~~~~!!!!!!!!!

うわっ、何すんねん!!!!!!今、水分飛ばしてるとこやのにぃ~~~!!!!って言いたいところ。悲しいかな。咄嗟に英語は喋れず・・・お兄さんにも文句は言えず・・・・
にこっと笑顔で笑う私・・・・(;;)

ストレス溜まるぅ~~~~~~!!!!!!!

火の強さを強にして、なんとか水分を飛ばして、ナポリタン完成~~~~。
もう、一気に疲れました。
しかし、お兄さんは、やっぱり上から目玉焼きを載せて、ホットソースをかけて食べていました。
「うまい、うまい」
きっと、違う味になってると思うし。

カレーは子供の大好物だと言うので、作ってみれば・・・辛すぎる!って下の子が涙目になって訴えるし・・・・
これいや、あれいや・・・・とてもじゃないけど、あたしには作れません!

子供が好きそうなもの・・・と言えば・・・
ハンバーグ!
上の子は大喜びでパクパク食べてくれましたが・・・下の子は好きでないらしい。
悲しそうに、一口、二口、口に入れて、母親にぼそぼそ何か訴えておりました・・・・

コロッケ。
これは大好評。とんかつソースで皆さんウキウキ♪ しっかり味なので別にソースの必要はないんですけどね。

チキンカツ。これも大好評。ちなみにこれはグレンが作りました~。
チビの大好物。

オムライス!を作るはずが・・・
上の子「僕、卵嫌い。卵なしでいいわ」・・・オムライスちゃうし。
下の子「僕、食べたくない」

てんぷら。
下の子「僕ね、さつまいものテンプラだけでいいの」
全員、レンコンを指差して「これ、何?」「ロータスルート」「根っこ!?」一同シーン。
食べてみろよぉ~~~~!!!

巻き寿司。
お義姉さん「あまりたくさん作らなくていいからね」
下の子「僕ね。たくあんだけ。たくあんだけにして。そして三角(手巻き)にして」

今日は残り野菜でポトフ~。ちょっと肌寒くなってきたし、私はポトフが食べたい!
基本的に自分の食べたいものを作ります。
子供の評価はもうどうでもいい!
何を作っても気に入らないみたいで・・・気に入らなければ食べなくてよろしい!

下の子は毎日聞きます。
「今日の晩御飯、何?」
「日本食」
「どういうやつ?」
「うーーーーーーーん・・・・」

そして、今日は「ちょっと味見したいんだけど・・・」
あら珍しい。と思って、器に入れようとしたら
「ちょっとだけでいいの。チキン、チキンだけでいい」
「チキン?そんなん入ってないし」
「これ、これ」とパクっと口に放り込んだ。
「それ、ベーコンやし」
と言うと同時に、チビはうげっと吐き出した・・・!!!
「どうした?」
「僕・・・べーコン嫌い!」
「え、そうなん?知らんかったわ~」

その後、チビは一生懸命、母親に何かを電話で訴えていた・・・
「お母さん、なんて言うてたん?」
「ラーメン、食べていいって。・・・だから作ってくれる?」
「ふーん」

そして、サッポロ一番のしょうゆ味を作ってあげた。

暫くして、母親がトマト味のペンネ(出来合いもの)を手に、帰ってきた・・・
はは~~ん!
奴は、自分は食べてみたけど、僕の口には合わなかったから、何か買って来い。
そう電話してたに違いない!
先手を打ったようです。

しかし。ベーコン以外の野菜は食べてもいいやろう!
スープもおいしいっちゅうねん。
ったく、母親、甘やかしすぎ!!
その母親がまた好き嫌いが激しくて・・・・なので、子供にも何も言いません。

まったく・・・ストレスたまります。

サッポロ一番にしても・・・
韓国スーパーで、マルちゃんのワンタンヌードルとチャンポンのカップラーメンを売っていたので、珍しい~と思って、2個ずつ買いました。
子供たちがラーメンが好きなので、1つずつあげたところ・・・
上の子はぱくぱくっと食べて、ワンタンヌードルが大好きになったようで「Etsuko もっと持ってない?」
下の子はピーナッツとシーフードのアレルギーなので、いちいち「ピーナッツ入ってない?海老とか入ってない?」と確認します。その挙句、食べたことのないものは絶対に食べません。

子供たちはいつも日清の「カップヌードル」を食べます。
あれは・・・はっきり言うておいしくないやろう・・・

ある日、サッポロ一番が安くなっていたので、「しょうゆ味」「ごま味」「塩味」の3種類、5個セットを買いました~。
上の子は、あたしのすすめるままに色々チャレンジしていきます。

下の子
「これ、何味?」「ピーナッツ?シーフードは?」「どれが一番おいしい?」
え:全部おいしいよ。
チビ:僕は、日本語が読めないから何が入っているのか読めない。
え:あたしは日本人だから日本語が読める。だから入ってないって言うてるやろう!
チビ:何が入ってるか全部教えて。
え:チキンスープ、ねぎ、しょうゆ・・・・(難しい添加物は省略した)かな」

チビ:Mo~m!! お母さんは日本語読める??なんて書いてる?

おいぃ!!あたしに聞いたんは何やってん。
全くあたしのことを信じません。

ちなみにお母さんは日本語は読めません。日本語は単語レベルで少し知ってるだけです。
お母さん:サッポロ一番でしょ。大丈夫よねぇ?Etsuko?
え:はい。あたしは何度も大丈夫やって言うてます!!信じてくれません!

そして、しょうゆ味を食べてみることにしたらしい。
もちろん作るのは私です。
そして一口食べたチビは「おいしい!!これ、めっちゃおいしい!!お母さん!めっちゃおいしい!お母さんも食べたら?」

せやからあたしは何度も言うたやろう!!!!
こっちの方がカップラーメンより絶対においしいって。

そして、野菜嫌いの兄弟は・・・・ラーメンについているかやくを入れずに麺だけを食べるのです。


上記の話しは・・・ほんの一部です。
とにかく驚きの連続です。

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